寂しい時に出会った彼

私が初めて性病を移された時の話です。田舎から上京したばかりで大学に入学して間もない頃でした。

私は昔から人見知りで初対面の人には無意識に壁を作ってしまう性格。

周りはどんどん友達グループを作っていく中、私はサークルにも入れず気づけば1人取り残されてしまいました。

おまけにはじめての一人暮らしで友だちも家族もいない生活。

憧れていた大学生活のはずなのに私は孤独でした。

高校の頃にに付き合っていた彼氏とは遠距離恋愛になり音信不通で別れてしまいました。

チャットにハマる

そんな時、私は孤独を紛らわすためにチャットにハマっていました。※まだmixiもFacebookも無かった頃です。

ただ話し相手が欲しいという軽い気持ちで、同世代の男女が集まるチャットルームに入室。

表面上は普通のチャットでしたが、実際に参加してみるとネット上でナンパする、いわゆる出会い系のようなチャットでした。

チャットに入室すると、誰かしらが私にメッセージを送ってきます。女性というだけでメッセージが山のように届くのです。

ほとんどの男性が「何歳?どこに住んでるの?彼氏いる?」という決まり文句でメッセージを送ってきます。

最初はこのナンパメッセージは全て無視をしていましたが、しばらくするとグループチャットの会話に取り残されるようになってしまいました。

グループチャットが面白くなくなってしまったので、寂しさを紛らわすためナンパメッセージに1つずつ返信をしている自分がいました。

「都内在住の大学生です。彼氏はいません。」

そうやって毎日何人かの男性とでやりとりをしていました。

チャットからリアルな関係へ

そのうちの1人と同じ趣味の話で盛り上がり、毎日チャットで待ち合わせするようになりました。

3歳年上の美容師Kはホームシックで寂しかった私にとって唯一の話し相手。

知り合って2週間後に「住んでる場所も近いし、会いたいな」と誘われました。

ネットで知り合った人と会うのはやっぱり怖いですよね。顔も知らないし住んでる場所も本名すら知らないのですから。

「会うのはちょっと…」と一度は断りましたが、彼は自分の写真とそれから身分証の画像まで送ってきました。

正直Kは私のタイプの顔、不安はありましたが会ってみたいと思う気持ちが強くなりOKしました。

チャットで知り合った彼氏

Kとは都内で会う約束をしました。

待ち合わせた場所にはすらっと背が高くお洒落なシャツを着ているイケメン風の男性が立っていました。ドキドキ…。

まだ会って数分しか経っていないのに、「俺の彼女になってよ」とキスされました。

まだウブだった私は突然の衝撃告白にノックアウト。考える隙を全く与えてくれませんでした。

チャットでの性格とは裏腹に、実際に会って話してみるとKは自己中な性格でした。

よく言えばリードしてくれる、悪く言えば「俺は、俺は」と主張が強いワガママな男。しかし見た目がタイプだったので付き合うことにOKしました。

そして初めて会ったばかりなのに「ホテルに行こうよ、付き合うんだからいいでしょ」と言われました。(手が早すぎっ!)

実は私まだ処女だったのです。

どうしよう、どうしようと焦りながらも結局ハッキリと断れずにホテルへ行ってしまいました。完全にKのペースに飲まれていました。

“初めてのエッチはゆっくり時間をかけてうっとりするような思い出に”と夢に描いていましたが、私の初体験は会ったばかりのKにあっけなく奪われてしまいました。



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